双子を見かけると、子どもたちが小さければ小さいほど、大変やろうな
と思います。
堰を切ったように出てくるしんどい気持ち
私は基本的に、公園とかでほかの人と喋ったりする方ではないです^^;
一人で黙々と双子を眺めるのみ。
でも、まだ手のかかる時期の双子を見かけると、すごく気になります。
みんなに話しかけるわけではないですが、タイミングが良ければ声をかけることがあります。
以前にもまだまだ小さな双子を連れているママを見かけたときに声をかけてみると、必死の様子で今の大変さを話してくれました。
先日まだ小さな双子のママを見かけたので話しかけてみると、今の尋常じゃない状況、体も心も限界であること、いろいろ話してくれました。
まさに自分の4年前でした。
あの頃の自分は心身ともにもうボロボロ。
鏡をまともに見ることも出来ず、自分に手間をかけるどころか食事もトイレさえも、満足にはいけませんでした。
体だけでなく、気持ちをケアする事も出来ず。
どんどんボロボロになりました。
子どもへの愛情は勿論あるけれど、それを覆うくらいに疲れていたし、育児を幸せにこなせないこともさらに自分を苦しめていました。
この日出会ったママも、そんな気持ちが次から次へ出てくるようでした。
一番の励みは、こうやって双子のママが「大きくなれば楽になるよ」と言ってくれる事だけ
と言っていました。
私自身、まさにそうでした。
この壮絶な日々は永遠ではないと、他でもない双子の親が断言してくれることが、唯一の希望でした。
双子のママだけが味わう気持ち
このママも、ほかで出会った双子ママもみんな言っていたのは
双子を育てた人にしか、この壮絶さは絶対にわからない
ということでした。
子どもが双子でも一人でも、親が最大限の愛情を注ぎ、できる限りのことをするのに変わりはないと思います。
自分の体調や都合なんてそっちのけで、我が子に尽くしていると思います。
毎日毎日試行錯誤しながら。
まさに手探り、必死です。
それは友達や、ほかのママを見ていてもそう思います。
育児のしんどさは比べるものでもないし、それぞれに事情があるけれど、双子の赤ちゃんの育児というのは、もはや不可能の範疇なんじゃないかと思います。
まだ妊娠中のころ、看護師さんが双子妊娠のリスクについて説明しているときに
「人間はそもそも、双子を妊娠出産する体ではない。だから沢山リスクがあるんです」
と話していたのをよく覚えています。
実際、妊娠出産はきつかった。
そして産後思ったのは
「人間はそもそも、同時に赤ちゃん二人を育てられない」
と思いました。
というか、あの時そう教えといてくれ!!!
くらいの気持ち(-_-;)
夫や母が手伝ってくれても、母親は私ひとり。
この超絶シンプルな現実が容赦なく、襲い掛かりました。
勿論手伝ってくれれば、それは本当に助かります。
手伝いの手はあればあるほどいい。(いや、そのメンバーのよる)
ただ、赤ちゃん二人を同時に育てるのは、人間の母親には心も体も足らない、と思います。
根本的に。
一番大変だった時を思い出しても、あの時他にどうしようもなかったと思います。
この一つの体と心では、あれ以外どうしようもなかったと、産後五年経っても思います。
全ての双子ママがこんな気持ちやとは思わないですが、久しぶりに双子が赤ちゃんだったころの自分をありありと思い出しました。
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